香取正博のブログ

東京から岩手に移住して起業した香取正博のブログです

香取 正博のブログ

同業はいつから敵みたいになったのだろうか

おはようございます!


足が白すぎてきもかったのですが、
ゆでダコのように赤くなってしまった香取です。


日焼けで皮膚が乾燥してしまい足がつっぱるのですが、それよりも最近気になってることは足の引っ張り合いであります。


例えば同業種でありながら同業者を嫌忌する傾向があるように思うのです。



あそこは「安売りしやがって」


「あんまり上手く(旨く)ないくせに」

「あんまり良くないくせに」


「ダサいくせに」など



様々な業種でみられると感じています。



私自身も以前はそうでしたw



過去のブログをご覧のとおり、いくら冷静に分析したつもりとはいえ最初は低価格サロンを嫌忌していましたw


低価格で低付加価値、安くて低サービス。


最初はそう思っていました。


お客様と一緒にそんな話さえしていました。



しかしデフレ経済が長引く中、市場原理による競争により、少しずつ質・サービスを向上し企業努力をしてきたのが安売り他社です。


その間に中価格サロンの私は、


価格戦略はおろか質・サービスすら努力せず、安売り他社のせいだと嫌忌する始末。


気づけばお客様も流れていき、市場シェアも奪われ、売上規模や成長率など完全に負けていた言い訳にすぎなかったのです。


でもそれもわかっていたのです。


わかっているのだがなんだか憎悪してしまうのです。


つまり憎悪の念を抱いた時点ですでに負け組なのです!



このままでは私のように淘汰されますw



そして憎悪の念を持つ中価格会社に対して、低価格他社は共に業界発展!なんて思えないでしょうw


そもそもフェアな競争に敗北した中価格会社なんて眼中にないのかもしれません。


高価格会社は富裕層が復活の兆しが見えてきたから今やそんな競争には巻き込まれない。


でもそこそこ景気のよかった時は、高価格他社と同等の質・サービスを同じように中価格で安く提供してきた経緯もある。
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消費者そっちのけで変な足の引っ張り合いをしている間に、市場規模は縮小し、デフレが深刻化してしまい、「割安感」という価値を与えている低価格会社が勝つのも当然なのかもしれません。


競争は大事である。


しかしデフレ経済の中、市場原理が働き過ぎると様々な問題がでる。


とくに二極化が進んでいる昨今、中価格会社が頑張らないといけません。


他社が業績が悪いと喜んでいる場合ではないのです。


本当に業界発展を目指すなら、


「競争」ではなく、企業同士の「共創」


でも良いのではないかなと思います。



その大きなきっかけとなるのが、

デフレ脱却だと私は確信しています!