香取正博のブログ

東京から岩手に移住して起業した香取正博のブログです

香取 正博のブログ

借金=悪ではない

おはようございます。香取です。

 
 
誤解をされてる方もおられるのだが、必ずしも借金=悪ではありません。
 
 
もちろんこれは個人消費の借金は別である。
 
 
そして事業であれば、貸借対照表やキャッシュフロー計算書を注視することはとても重要である。
 
このあたりは経営や複式簿記をある程度かじった方ならお分かりになると思うが、
借金=資産であります。
 
 
500万円の借金をしたからって、なにも借金だけ背負うわけではないでしょう。
 
 
借金という負債をしたら、現金500万円という資産を手にすることができるので、
 
 
この資産と負債は、常にイコールとなり必ず釣り合うようになっており、資産=負債を表したものが貸借対照表(バランスシート)です。
 
 
先日のエントリーで、私は過去に借金1000万円以上の借金を抱えていたといいましたが、それだけ聞いたらアイツやばくね?となってしまいますがw
 
同時に資産も1000万円以上あるということになります。
 
 
資産の内訳は、
 
・現金 ・預金 ・売掛金 
・在庫(商品) ・保証金(敷金)
・固定資産(設備や器具など)
 
ざっとこんな感じでしょうか?
 
 
ただ、いくら資産が1000万円以上あろうが現金がゼロになったら倒産です。
(仕入代や負債が払えなくなってしまうため)
 
 
そういったことにならないようにキャッシュフロー計算書を注視しなければなりません。
 
 
これまた過去の別のエントリーで取り上げましたが、私は廃業する時に、それぞれの資産を事業譲渡により、残りの資産を現金化したということです。
 
 
もしも倒産してしまったら、資産を現金化することはもっと少額であり、それこそ借金まみれなってしまいます。
 
 
ということは借金したとしても資産に変わるので、廃業すればいくらかは資産を現金にすることができるので、うまく計算すれば事実上、借金なく廃業できるわけであります。
 
 
これが借金=資産ということです。
 
 
ちなみにプライベートの個人消費にキャッシングや多額のリボ払いの借金はよくないですw
 
 
この借金はお金を生まない資産ですし、何より現金化することができないので借金だけ残ります。
 
 
さらに金利が大体10%以上で高い。
(高級時計は金利手数料無料もあるようですがw値崩れしやすいようです)
 
 
しかしながら、車や家を買うのであればローンを組んだ借金は悪ではないでしょう?
 
 
車や家だって売却することでローン(借金)を減らすことができるし、数年後の下取り価格を予測して逆算すればもっとローン(借金)が減るかもしれない。
 
 
最大限にローンをうまく使えば、もしかしたら所有期間の費用がすごく安くなるかもしれない。
 
 
これは、いわゆる「残価設定型ローン」ってやつでしょうか?
 
 
車や家を購入したことがないのでわかりませんが、購入時にこういった相談をしてくれるのでしょうか?
 
 
ということを考えると、車を現金一括で購入する人がいるけどはっきり言って賢い選択とは言えません。
 
 
よほどの現金を持つ資産家であればいいのでしょうが、その資産家こそ!もっと利回りのいいものに現金を投資すると思います。
 
 
車に数百万円の現金を使っても利益でないし、下取り価格も購入時を上回ることは絶対にないでしょう。
 
 
資産となるものがあればローンや借金をうまく活用するほうが賢いようです。
 
 
これを事業で投資するか、株や為替、不動産などに投資するかの話でしょう。
 
 
借金=悪ではなく、金利を味方につけマネーリテラシーを持たないといけないようです!
 
 
 
資産はなにも「現金」だけじゃない。
 

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