香取正博のブログ

東京から岩手に移住して起業した香取正博のブログです

香取 正博のブログ

変化のない退屈な美容業界に新たなサービスを考えていたことがあった

前職いた美容業界は、何だかつまらない業界だなと思っていた。それはすでに22歳頃から感じていた。

 
美容を愛する人からしたら、そんなことはない!人々を美しくする素晴らしい業界だ!と言うかもしれないが、なんだか変化のない退屈な業界だなと以前から感じていた。
 
現に安売り競争が激化するデフレ不況であり、市場規模も縮小している業界である。
 
 
だからといって構造改革だ!グレートリセットだ!だなんてそんなネオリベちっくなことまでは思わない。
 

しかしサロンを経営しつつそのまま一生を終える人生だけは御免だった。仕事をしながらもなんだか退屈な日々を過ごしていた。


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そもそも美容に関してはなぜか最初から興味を持てなかった。ではなぜやり始めたのかといえば昨日のブログでいった技術面だけに惹かれたからだろうか。まさかサービス業だったと知ったのは働き始めてからだったよw
 
 
そんな退屈な美容業界だったが、「美容」に関しては何かと結びつければ新たな可能性や面白いことができるのではないかと常々考えていた。
 
 
例えば「美容」と「時間」を結びつけられないかと考えた。
 
 
この「時間」を「美容」でどのように過ごすのかということであるが、「短縮」「楽しむ」「癒やし」など色々と考えられる。
 
 
そこで私が考えたのは「時間」を「潰す」である。
 
 
「潰す」とは例えば、人との待ち合わせ、予定までの待ち時間など、数分~数十分ほど駅や街中で「時間」を持て余すことも多いと思う。
 
色んな事情により30分以上待ち時間ができてしまうこともある。
 
その場合、カフェやショッピング、また現在ではスマホで時間を「潰す」と思うのだが、この「時間」を「美容」に結びつけられないかなと考えた。
 
 
主要都市の駅構内や駅近郊に、10坪前後で「セルフビューティールーム(仮)」を設置する。
 
このルーム内には、整髪料、化粧品、メイク用品、ドライヤー、アイロン、その他、全てプロフェッショナル用の備品を完備。
 
一人用の椅子と鏡をそれぞれ設置し仕切りを設ける。
 
入場料20分300円ぐらいで全てセルフで使い放題。美容師などもヘアメイクで活用できる。
 
ドリンクや洗面台やトイレなんかもあっていい。
 
メーカーにサンプル品を提供してもらい、在庫負担をなるべく持たないようにする。メーカー側としても一般大衆にPRできる利点もある。
 
店舗内で広告を設置し広告収入を得ながら、物販も行い通販サイトにも誘導し、賃料はとんとん。
 
一店舗に莫大な利益は求めないが、渋谷・新宿・池袋に数店舗設置できれば、月額500円程度の会員制にしてもいい。
 
新宿駅は一日の乗降客数が約335万人とギネス世界記録があり、2位は池袋駅、3位は渋谷駅、そして都心部では比較的美意識が高い人が多いことから少しは需要はあるのではないかと考えた。
 
 
駅やデパートのトイレなどでも無料でできるが、夕方や土日は混雑していることもある。
 
自宅よりも設備・備品が整っている、プロフェッショナル用が購入前に自分で試せる、お出掛け先でのお直しがゆっくりできる、電車内での化粧も減少するかもしれない。
 
 
これらが数十分の「時間」で過ごせる場所も面白いのではないかと考えた。うまく全国主要都市にチェーン展開できれば、漫画喫茶やコンビニのような今ではあって当たり前であるようなものが「美容」を通して何かできる可能性はないかと、
 
これは22歳の時に考案したものであるから色々とつっこみ所は満載である。
 
 
しかしその数年後、「有料トイレ」もできたし、「セルフビューティールーム」のようなものが池袋駅、大阪駅、三ノ宮駅、札幌駅に今やできているようだから、少なくとも多少の需要はあったのだろう。あっ渋谷駅にもあったような。
 

 
 
変化のない退屈な美容業界だから何か変化があってもいいのではないかと考えていた。考えるだけなら自由である。
 
 
そしてちょうどその時に、かつて講談社が発行していた「KING」という雑誌で、「ビジネスプラン」を募集していたので応募してみたw
 
 
企画内容としては、誰もが知っているであろうITベンチャー企業の社長が審査する、そしてうまくいけば出資するという企画である。
 
 
それに応募したら見事採用されてしまい、雑誌に掲載されたことがあったw
 
 
内容は如何に!?